知らないと損する? 様々な車検のタイプ

ディーラー⾞検は国が定めるチェックポイントより厳しめに検査している印象で、その分部品の取替が多いです。部品も純正パーツを利⽤し「次回の⾞検まで絶対故障させない」とメーカーのプライドが伝わってくる品質。しかし部品代や⼯賃が⾼くなる傾向も。
またディーラーの整備⼠は経験を重ねると営業に廻されるケースもあり、⾞検の現場では⽐較的若い⽅を中⼼に作業している事が多いのも特徴です。

当店の⾞検の価格帯と最も近いのが⾞検チェーン店です。⽐較される基本(検査)料⾦を割安に設定し、更に値引きが⼊るバターンが多いです。
しかし値引きの条件が「早期予約」や「紹介必須」とハードルが⾼いケースも。そして⼀番のデメリットは「本部に加盟店費を払い続ける必要がある」こと。基本(検査)料⾦は⾼く出来ないので、整備/修理費⽤にその分を上乗せしていると考えられます。

自分で陸運局へ車を持ち込み検査します。陸運局では車検の「合格」「不合格」を教えてくれるだけで、「不合格」の際の整備(修理)までは対応しません。ご自分で修理工場を探し整備してもらいます。多くの場合整備単独のご依頼は「車検&整備」に比べ割高です。
また、整備後は改めて陸運局で検査が必要です。不合格時の手間を考えると一般の方にはあまりオススメできません。

一般的な自動車屋さん(整備修理や新車中古車も販売)もこのタイプです。ディーラー以外で車を買われた際はお付き合いがあるのでは？ 社内で整備検査を完結できる店から、検査だけは外注する店までバラバラ。検査を外注する際は車検の期間が長引く傾向があります。
「昔から馴染みのお客さん」を主な対象にしている為、価格競争が起こりにくく、比較すると割高なケースも。